次世代CAT® D8ドーザにはワンランク上のテクノロジが採用されています

テキサス州アービング、2024年12月12日 – Caterpillar Inc.が、より正確な成果をより素早く得られる設計の先進テクノロジを備えた新型CAT^® D8ドーザを発表しました。次世代設計により、オペレータは、異なるサイズの機械に容易に移行できます。このブルドーザでは、高位置スプロケットにより、ロードライブ足回りモデルよりも優れた乗り心地とバランスを実現しており，ロングアンダキャリッジにより、高い貫入力や優れた押土性能量といったD8の定評ある性能を実現しています。CAT C15エンジンは、幅広い押土作業、リッピング作業および表面仕上げ作業に対応できるよう、前ビルドより馬力を高めたものです。 

D8ドーザの次世代キャブは、前設計より空間が広く、複数の調整オプションが可能なワイドエアサスペンションシートを完備しています。転倒時運転者保護構造（ROPS）が採用されたこの次世代キャブでは、前設計と比べ視界が17 %改善されています¹。このキャブは、機械を容易に整備できるよう、約30分で取り外すことができます。  

254 mm（10 in）のタッチスクリーンメインディスプレイには、オペレータが、機械、各種テクノロジおよび有益なヒントの概要を把握するのに役立つキー機能が内蔵されています。機械の後進時には、このディスプレイに、標準装備の高解像度リアビューカメラから届く映像が鮮明に表示されます。冷暖房換気エアコン（HVAC）システムからの送風は、オペレータの周りで効果的に循環され、ウィンドウの曇りや凍結の軽減に役立ちます。 

アシストテクノロジの機能により、オペレータの入力が最少化され、経験の少ないオペレータでも生産性を高めることができ、誰でも労力や疲労を減らすことができるほか、より正確な成果をより素早く得ることができます。標準装備のアタッチメント対応オプション（ARO）付きCATアシストには以下の機能が含まれています。

o   オペレータの入力とシームレスに連携され、手動操作時のより滑らかな整地に役立つ安定ブレード

o   トラックスリップの自動低減により、時間や燃料を節約しトラック摩耗を抑える機能を備えたトラクションコントロール²

o   トラックステアリングやブレードチルトステアリングの自動化によりステアリング入力を低減する機能を備えたステアアシスト

o   GPSを活用し、現在の負荷と、地面の状態に応じた最適なブレード負荷の比較結果に関するフィードバックをリアルタイム提供する機能や、機械の負荷およびトラックのスリップを能動的にモニタする機能を備えたブレード負荷モニタ²

o   リッパ上げ/下げおよびシャンクイン/アウトの自動化によりリッピングの生産性を最大化する機能を備えたAutoRip

o   CAT Grade with 3D、AccuGrade™、ユニバーサルトータルステーション（UTS）または他のグレードコントロールシステムに代表されるディーラ取付けオプションをより素早く取り付けることができる配線やマウンチングを備えたアタッチメント対応オプション（ARO）

o   GPS信号を使ってブレード上げを自動化し、ブレード負荷の安定化やトラックスリップ低減を支援する機能を備えたAutoCarry™²

o   GNSS/GPS信号がなくてもブレードを既定位置に自動保持できる機能を備えたCAT Grade with Slope Assist

o   メイン機械ディスプレイに含まれており、横斜面や上り勾配/下り勾配に関する情報の表示により傾斜面でのオペレータによる作業を支援する機能を備えたスロープ表示機能

新型D8ドーザは、ディーラが、プラグアンドプレイルーフ取付け式リモートコントロールユニットを効率良く取り付けるのに役立つ外部コネクタを備えた，リモートコントロール対応状態で工場から出荷されます。Cat Command for Dozingを使うと、リモートドーザ操作により危険な環境での作業を実施できるため、オペレータは、キャブ外で安全に作業できます。

ネットワークのない現場でも使用できる、ポータブルで軽量なCommandコンソールには、オペレータの視界を最適化できるよう、最長で400 m（1,312 ft）離れた視野範囲内の場所から機械を素早く効率良くコントロールできる機能があります。Commandステーションには、現場内または数マイル先にある視野範囲外の場所から機械を快適に操作できる機能があります。このステーションには、快適なシートや使いやすいコントロール類があり、ステーション内にあるタッチスクリーンを使うと、Grade、Payload、Assistおよび他のテクノロジを使用できます。 

次世代D8ドーザの設計は、前モデルより幅広い機械接続性を実現できるものです。Catディーラがドーザの診断試験をリモート実施できるため、整備効率の合理化やリモートトラブルシュートにより時間と費用を節約できます。リモートフラッシュを使うと、サービスメカニックが不在でも、生産スケジュールに混乱を来すことのない都合の良いときに車載ソフトウェアを更新できます。

カスタマイズ可能なダッシュボードには、ドーザの作動時間、移動距離、地図上の所在地、アイドリング時間、 排出ガスのCO₂含有量、資産の状態や稼働状況および燃料消費量といった、機械の作動に関する重要な情報が表示され、これらの情報を使うと機械の管理効率を合理化できます。D8ドーザでは、VisionLink^®を活用して、機械のサイズやメーカーは問わないすべての接続資産に関する実用的なデータインサイトが提供されます。このインサイトには、CAT Product Link™を介した接続が利用可能などこからでもアクセスできます。 

次世代CAT D8の廃棄物処理機は、過酷な埋立て環境での作業に耐えられるよう、フレームから設計および製造されています。専用のガード、ストライカーバーおよびシールは、衝撃，マテリアルの巻付きおよび空気中の粉塵から機械や足回りを保護するのに役立つものです。耐衝撃性のポリカーボネート製キャブドアによりドアスクリーンは不要で、ドーザの高い位置に取り付けられており粉塵保護が不要なライトにより、作業場所を明るく照らすことができます。コンフィギュレーション機能には、自動反転ファンを備えた粉塵の多い環境用の冷却系統、スイング開閉により清掃場所にアクセスできる冷却系統、ラミネート加工サーマルシールドおよび断熱式排出ガス低減モジュールがあります。中央穴のトラックシューと埋立て用ブレードを備えた廃棄物処理足回りは、性能最適化に役立つよう設計されています。  

次世代CAT D8 ドーザの詳細については、Catディーラにお問い合わせいただくか、cat.comにてご確認ください。

D8ドーザの仕様ガイド

¹ バーチャル視界分析の結果に基づく視界向上。比較は、D8（21B）モデルと次世代D8（22A）モデルの間で実施。
² 屋内、またはGNSS/GPS信号のない場所では作動しない機能。

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Caterpillarについて:
Caterpillar Inc.は、建設機械、鉱山用機械、ダンプ用ディーゼルエンジンおよび天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車などの製造で世界をリードしており、2023年の売上高は671億ドルとなっています。当社はほぼ100年間にわたり、お客様がより良く、より持続可能な世界を構築するためのお手伝いをしてきました。また、低炭素化の未来に貢献する取組みを行っています。当社の革新的な製品とサービス、それを支えるグローバルなディーラネットワークは、お客様の成功を支援するために比類のない力を発揮します。Caterpillarは、主に建設産業、資源産業、エネルギー/輸送の3つの主要セグメントで全世界的に事業を展開しています。また、金融商品セグメントでは金融および関連サービスを提供しています。caterpillar.comをご覧いただくか、caterpillar.com/en/news/social-media.htmlのソーシャルメディアチャネルの会話にご参加ください。

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