Course repairを進めるコースは、
どんなドラマを演出するのか?
8月19日(金)から21日(日)までの3日間、CATレディース2022(第25回大会)がギャラリーの皆様をお迎えして開催されます。
会場となる神奈川県足柄下郡箱根町の大箱根カントリークラブでは、昨年から今年冬のオフシーズンにかけてコース改修が行われました。
「今回はコースレイアウトの改修に加え、ライグラス(洋芝)から日本の風土に合った高麗芝(日本芝の一種)への張り替えを実施しました。夏芝である高麗芝は暑さや病気に強く、肥料、農薬や水の量を減らせるため、手入れの負担を軽減できるだけでなく、動植物など自然への影響も小さくすることができます。また、葉が固く密度が高いため、刈り込みによって絨毯のように美しい芝生ができあがり、スパイク跡なども付きにくくなります」
そう語ってくださったのは、グリーンキーパーの﨑山朋己チーフマネージャー。
改修作業に当たっては、コースレイアウト変更に伴うスプリンクラーの埋設工事、古い芝の撤去などにキャタピラーの機械が活用されました。
全コースの芝の張り替えには3年ほど掛かり、今年の作業で半分程度終えたそうです。
「大会を盛り上げるためにコースのレイアウトを大会関係者と共に綿密に計画してきました。ミリ単位での芝の調整や、コースレイアウトなど難易度をあげ、プロの実力が映えるような高レベルにつくり上げています。ぜひ会場でプレーと共にその仕上がりをご覧ください」