1969年7月20日午後10時(日本時間)、アポロ11号の月面着陸が成功し、世界中が固唾をのんで見守った。 8日間のミッションで繰り広げられた歴史的な出来事を何十億人もの人々が見守る中、キャタピラー社は重要な役割を担いました。
アポロの乗組員と世界中にあるNASAの追跡ステーションとの間の通信はノースカロライナ州にある18フィートの追跡アンテナで、10台のCat®ディーゼル発電機を動力源として行われました。
地上のチームが宇宙飛行士と連絡を取り続けるために、これらの追跡ステーションは、きわめて重大な役割を果たしました。この通信網があったからこそ、ニール・アームストロングの歴史的な言葉 “ One small step for a man, one giant leap for mankind. 人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ。 ” を、通信網を通して直接聞くことができたのです。
3人のクルーは7月28日に無事帰還し、今でも世界史上における偉業のひとつとされていることを成し遂げました。この1969年の月面着陸から1970年代初頭にかけて、10人の宇宙飛行士がアポロ11号の足跡を追い、キャタピラー社もまた、その時代に宇宙開発の技術的な基礎を築く重要な動力を提供しました。